当社は創業当初から40年来、養豚農場内の改修、修繕工事を請け負ってきました。長年にわたる経験の積み重ねにより、その工種は土木工事にとどまらず管工事、木造・鉄骨造の建築工事、金属製品の加工製造、畜舎の空調・処理施設の修理全般に及びます。
改修や修繕工事には設計書、図面がない場合が多く、現場に応じて適切な施工方法を担当者の方と一緒に考え形にしていきます。その経験の積み重ねが施工技術に応用力と柔軟性を加え、当社の強みになっているのだと思います。
「もう少し使いやすくしたい」「大改築せずに老朽化対策をしたい」そんな養豚業者の方、お気軽にご相談ください。
● 出荷通路の防疫対策として屋根築造、側面ホワイトパネル及び防鳥網取付け。隙間を2cm以下にするため、既設の屋根高から逆算して骨組みを施工。後の草刈りのことも考え、下段はパネルを設置。
● 肥育舎豚房保温対策としてボード仕様に変更。既設の構造物は、使えるものと老朽化が進み交換が必要なものを臨機応変に判断し施工。
● 舎内出入りの際、着替えと履き替えを行えるルームを設置。ここでも隙間は2cm以下に抑え、なおかつ移動トラックの幅寄せに支障をきたさない寸法で施工。
● 水路老朽化のためステンレス折板を現場溶接し設置。水は止めるわけにはいかないので、仮設配管で対応。
● 総重量80kgの排気ファンを設置。舎内は構造材にぶつかってしまうため、スペースの確保が困難。そこで架台を自作することにより舎外に取付け。ステンレス板を加工し周囲を塞ぎ完成。